平野レミさん「キッチンから幸せ発信」　岐阜新聞料理教室トークショー

　岐阜新聞料理教室の１５００回目を記念したプレミアムトークショーが岐阜市で開かれ、料理家の平野レミさんがおいしい時短メニューや食材を無駄にしない家庭料理などについて楽しくトークを繰り広げました。

　岐阜新聞が県内各地で開く料理教室は１９５８年にスタートし、県内のホテルのシェフや人気料理店の店主らが講師を務めてきました。

　平野レミさんを招いた１５００回記念のトークショーには約６００人が来場し、ぎふチャンラジオのパーソナリティー、吉田早苗さんが進行を務めました。

　平野さんは、自宅のキッチンや手料理の写真をスライドで見せながら、ブロッコリーの茎を使ったザーサイやゴーヤのわたの天ぷらといった普段捨てがちな部分を生かした料理を紹介したほか、包まないギョーザや揚げないコロッケなど斬新なメニューをユニークなネーミングと併せて披露しました。

　飾らない語り口の平野さんは、来場者を笑いに包みながら「愛のこもった手料理が家庭にとって一番幸せ。そんな家庭が増えることが世界の平和につながる。キッチンから幸せを発信しましょう」と呼びかけました。