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イビデンの水力発電所 耐震工事完了で現地説明会 岐阜県揖斐川町

大垣市の電子部品メーカー「イビデン」が揖斐川町の水力発電所で進めてきた耐震工事が完了し、報道陣を対象にした現地説明会が行われました。
耐震工事が完了したのは、揖斐川町の東横山水力発電所です。
この発電所は、イビデンの前身の会社が大垣市の工場へ電力を供給するため1921(大正10)年に建築しました。
レンガ造りの建屋が特徴で、100年以上にわたって当時の姿を残していることから地域の景観として親しまれています。
耐震工事は2022年度から始まり、壁を強化するため内部や窓枠に鉄筋コンクリートを入れたり山側に補助的な壁を設置したりして耐震性を確保しています。
イビデンのエネルギー統括部の浅井倬次統括部長は、耐震工事は発電所で作業する従業員の安全確保のために必要だとした上で、「長年多くの皆さんに親しまれている建屋を残したかった」と歴史的建造物と景観の保全にも心を配ったと話しました。
この発電所の出力は14.6メガワットあり、年間発電量は一般的な家庭の電気使用量に換算すると2万3000世帯分に相当します。
イビデンでは、この発電所を含む揖斐川水系の3つの水力発電所は現在、再生可能エネルギーとして売電の運用となっています。