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朝日大が救急救命学科を新設 地域医療担う人材養成 岐阜・瑞穂市

瑞穂市の朝日大学は今春、救急救命士を養成する救急救命学科を新たに設置し、5日、開設記念式典を開きました。
保健医療学部に新設された救急救命学科は朝日大学病院の医師らが教員に配置され、臨床現場での実践的な学習に加え、災害対応のプログラムなどを通じて高度な医学知識と災害時の応用力を持つ救急救命士の輩出を目指します。
岐阜・愛知両県の4年制大学で救急救命学科が設置されるのは初めてで、1期生として45人が入学しました。
式典には江崎禎英知事や自治体の首長、県選出の国会議員らが出席し、宮田淳理事長が「増大する医療ニーズに応え、激甚化する自然災害における救急医療の迅速の対応によって地域の人々が安心して暮らせる社会づくりに寄与したい」と学科新設の意義を強調しました。
保健医療学部長と救急救命学科長を務める医師の小倉真治教授は「時代の変化で救急救命士の仕事の範囲、処置の範囲が広がっていく。この国のために地域のために働ける学生を育てたい」と決意を語りました。