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東海環状道 山県-本巣 開通 地域振興に期待

東海環状自動車道西回りルートの山県ICと本巣IC間が6日開通し、岐阜市内で記念のセレモニーなどが行われました。
開通に先立ち、岐阜市のJAぎふ構造改善センターでは開通式典が行われ、県選出の国会議員や沿線自治体の市長ら関係者約300人が出席しました。
式典では江崎禎英知事が「東西南北に高速道路がつながっていく、その結節点として岐阜県が位置付けられる。全線開通に向けて県としても全力を尽くしていく」とあいさつしました。
東海環状自動車道の岐阜ICでは記念のセレモニーが行われ、くす玉割りやテープカットで開通を祝いました。
続いて、通り初めが行われ、関係者が乗った車が続々とゲートをくぐっていきました。
今回、開通したのは山県市西深瀬の山県ICから本巣市上保の本巣ICまでの11.9キロの区間です。
開通によって、工場などの立地件数の増加が見込まれるほか、区間内には岐阜大学や岐阜薬科大学などが近くにある岐阜ICもあり、研究機関や関連企業などの集積、さらに高度救命救急センターを抱える岐阜大学医学部付属病院への救急搬送時間の短縮にも期待が高まります。
なお、県内で未開通区間となっている本巣ICから大野神戸IC間は今年夏ごろに開通予定です。