小林香菜選手ら１２人特別招待　２７日の高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン

　今月２７日に岐阜市で開かれる高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン２０２５で、マラソンの世界選手権東京大会で日本代表に選ばれた小林香菜選手らトップランナーの出場が発表されました。

　県庁で１１日に行われた記者会見で、大会長を務める高橋尚子さんが今年９月に開催される陸上の世界選手権東京大会でマラソン代表に選ばれた小林香菜選手をはじめ、男子７人、女子５人の特別招待選手を含む計６８人の招待選手を発表しました。

　男子ではハーフマラソンの元日本記録保持者の設楽悠太選手、女子では２０２２年世界選手権マラソン９位の松田瑞生選手が名を連ね、岐阜県勢では男子で岐阜市出身、旭化成の加藤大誠、女子では大垣日大出身で愛知電機の吉村唯選手が出場します。

　大会長の高橋さんは「女子はピッチ走法を武器とする小林加奈選手、競技人生の最終章となる松田瑞生選手の走りを岐阜の皆さんに披露してほしい」と展望を語りました。

　※大会長の高橋尚子さん
　「観光地をぐるっと回るようなコースで、このハーフマラソンを一周することで岐阜の魅力をぐっと知っていただく機会になるようなコースだと思います。走られた皆さんがこんなに素敵な岐阜県に家族そろって観光に行きたいねとなるように、大会を通じてまた岐阜に戻ってきてくれるきっかけになることを心から期待しています」

　ぎふ清流ハーフマラソンは今月２７日に行われ、３キロとハーフマラソンの部門に計約１万人のランナーが岐阜の景観を楽しみながら駆け抜けます。