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「お茶で岐阜を美しく。」 親子ら鮎を育む清流長良川を学ぶ 岐阜市

世界農業遺産に認定されている「清流長良川の鮎」について理解を深めるイベントが19日、岐阜市で開かれました。
このイベントは、「お~いお茶」で知られる飲料メーカーの伊藤園が、メジャーリーガーの大谷翔平選手の協力で進める環境保全プロジェクトの一環で企画されたものです。
岐阜市のうかいミュージアムで開かれたイベントには、県内の親子ら約80人が参加し、岐阜県里川・水産振興課の脇海道卓さんの講義を聞きました。
脇海道さんは、長良川流域で人の生活、水環境、漁業資源がそれぞれ深く関わり循環する仕組み、「長良川システム」について説明し、「川を守るには、山も守らなければならない」と、鮎を育む清流を流域全体で守ることの大切さを伝えました。
講義の後、参加者は、会場の近くを流れる長良川に移動し、バケツに入った鮎の稚魚を放流したほか、運ばれてきたトラックから一斉に放たれる様子を間近で見て、鮎が大きく育つことを祈っていました。
※参加した子どもたち 「楽しかった」
「学校で習ったこともあったけど、講義で他にも色々なことを知れておもしろかった」
「(放流した稚鮎が)元気に育ってほしい」