テレビ
煌く岐阜
月曜 よる11時3分~11時6分
2024年1月の放送
1月1日(月)
一位一刀彫(高山市)
今回は飛騨の伝統工芸品「一位一刀彫」をご紹介します。
干支にちなんだ置物づくりは年の瀬の風物詩となっていて「辰年」の置物には、鋭い目元やうろこなどが生き生きと表現されています。
「竜が空を舞うように皆さんの暮らし向きも上昇してほしい」
職人の技と想いが刻まれた飛騨の伝統工芸品「一位一刀彫」。
一刀一刀に込められた想いと、職人の技をお楽しみください。
(再放送:1月8日)
1月15日(月)
高山陣屋のすす払い(高山市)
今回は高山市の国史跡「高山陣屋」の恒例行事
年末の「すす払い」をご紹介します。
高山陣屋は江戸時代、幕府が飛騨地域を直轄領として管理するために設置した役所で、高山の観光名所の一つです。
笹ぼうきなどで表門や玄関・御蔵(おんくら)などに溜まったすすやほこりが丁寧に払い落とされました。
1年の感謝の気持ちを込めて建物を清める高山陣屋 年末の「すす払い」の様子をお楽しみください。
(再放送:1月22日・1月29日)
2024年2月の放送
2月5日(月)
花奪い祭り(郡上市)
今回は郡上市の「花奪い祭り」をご紹介します。
花奪い祭りは、新春の祭礼「六日祭」の行事で、鎌倉時代から始まったとされます。
拝殿の天井からつるされた花笠は桜や菊などを見立てたもので、これらを持ち帰って家に飾ると、家内安全や商売繁盛のご利益があるといわれています。
人々が福招く花へと手を伸ばす郡上市の「花奪い祭り」の様子をお楽しみください。
(再放送:2月12日)
2月19日(月)
荘川寒ざらしそば(高山市荘川町)
今回は高山市荘川町の特産「荘川寒ざらしそば」をご紹介します。
ソバの実は冬の冷たい水にさらすと甘味や旨味が凝縮するのだといいます。
水温4度から5度の清流が流れる水路の底に沈められたソバの実は、一週間後に川から引き上げて一ヶ月ほど寒風にさらされます。
川面に揺れる「荘川寒ざらしそば」の仕込みの様子をお楽しみください。
(再放送:2月26日)
2024年3月の放送
3月4日(月)
梅林公園の梅(岐阜市)
今回は梅の名所として知られる岐阜市の梅林公園。
見頃を迎えた梅の花をご紹介します。
暖かな日差しのもと、梅の花々はほんのり甘い香りを漂わせ、訪れた人たちを癒します。昼間とは打って変わり夜の梅林公園は幻想的な雰囲気に包まれます。
およそ100本の梅の木のライトアップは思わず目が離せなくなるような風景です。
昼と夜、異なる表情で人々を魅了する梅林公園の梅をお楽しみください。
(再放送:3月11日)
3月18日(月)
甘酒祭(郡上市)
今回は氏子が丹精込めて仕込んだ甘酒を振る舞う郡上市の『甘酒祭』をご紹介します。
甘酒祭は、五穀豊穣や無病息災を祈る神社の春の祭礼で、江戸時代から続くとされます。祭で振る舞われる甘酒は、1週間前に地元の米とこうじを使って仕込まれました。
奥美濃に春の訪れを告げる『甘酒祭』の様子をお楽しみください。
(再放送:3月25日)
2024年4月の放送
4月1日(月)
若水取り(養老町)
今回は養老公園に春の訪れを告げる「若水取り」をご紹介します。
公園一帯は、四季折々の風景を楽しめる養老の滝など古くから観光名所として親しまれていて、この行事は、行楽シーズンを前に旅の安全を祈願するため毎年、春分の日に行われています。
名水百選に数えられる「菊水泉(きくすいせん)」のこの春最初の水をくみ取る「若水取り」。町に伝わる親孝行伝説の主人公「源丞内(げんじょうない)に扮した女性がひょうたんに水を入れて、近くの神社に奉納します。
名水に旅人の安全を願う養老郡養老町の「若水取り」の様子をお楽しみください。
(再放送:4月8日)
4月15日(月)
どぶろくの仕込み(高山市一之宮町)
今回は高山市一之宮町の「どぶろくの仕込み」をご紹介します。
「どぶろく」の仕込みに使われるのは、地元産の酒米「ひだほまれ」と井戸水。
人の手でおよそ40度に冷ました蒸し米を、米麴と水が入ったタンクに次々と運び入れ、醸造作業を進めます。
およそ40日間蔵の中で寝かせると甘くまろやかな「どぶろく」になるのだそう。
完成に胸躍る、高山市一之宮町の「どぶろくの仕込み」の様子をお楽しみください。
(再放送:4月22日・4月29日)
2024年5月の放送
5月6日(月)
古川祭(飛騨市古川町)
今回はおよそ400年の伝統を誇る飛騨市の「古川祭」をご紹介します。
祭りを知らせる「起(おこ)し太鼓(だいこ)」が、5年ぶりに通常開催され熱気が町を包みました。古川祭の「起し太鼓」は、祭りの始まりを伝えようと太鼓を叩いて町内をまわったのが起源とされ、江戸時代から続いています。
さらし姿の裸男たちが全身で熱気を伝える古川祭の様子をお楽しみください。
(再放送:5月13日)
5月20日(月)
大野バラ公園(揖斐郡大野町)
今回は全国有数のバラ苗の産地として知られる揖斐郡大野町の「大野バラ公園」ご紹介します。
150種類2,000株の多種多様なバラが咲く、ゆっくりくつろげる憩いの場です。園内にはピンクや赤、薄紫色(うすむらさきいろ)などの色鮮やかなバラが咲きほこります。気品あふれるバラの美しさに心華やぐ揖斐郡大野町の「大野バラ公園」の様子をお楽しみください。
(再放送:5月27日)
2024年6月の放送
6月3日(月)
車田(高山市松之木町)
今回は高山市松之木町に江戸時代から伝わる丸い形の田んぼ「車田」をご紹介します。
車田は、県の重要無形民俗文化財に指定されており、現在は高山市と新潟県佐渡市の2カ所にのみ残っています。人々は田植え歌に合わせて軽快に苗を植えていきました。伝統が巡り続ける高山市松之木町の「車田」。その田植えの様子をお楽しみください。
(再放送:6月10日)
6月17日(月)
桂昌寺のアジサイ(郡上市)
今回は四季折々の花が楽しめる郡上市桂昌寺で梅雨を彩るアジサイをご紹介します。
桂昌寺は、ボタンの名所としても知られていますが、この時期はおよそ1万株の色とりどりのアジサイが訪れた人を楽しませます。
青や紫の色鮮やかなアジサイが、手を洗い清める手水(ちょうず)に浮かぶようすも。
梅雨の訪れを喜ぶように誇らしげに咲く郡上市 桂昌寺のアジサイをお楽しみください。
(再放送:6月24日)
2024年7月の放送
7月1日(月)
バイカモ(高山市一之宮町)
今回は高山市一之宮町を流れる常泉寺川で見頃を迎えた高山市の天然記念物「バイカモ」をご紹介します。
1.5センチほどの白い花を咲かせるバイカモ。梅の花に似ていることからその名がついたとされています。
水温14度前後に保たれた清流でのみ生息し、水面から顔を出すもの、水中で咲くものなど、その様相はさまざまです。
清流に映える、小さく可憐なバイカモをお楽しみください。
(再放送:7月8日)
7月15日(月)
みょうがぼち(本巣郡北方町)
今回は本巣郡北方町やその周辺で親しまれている初夏の和菓子「みょうがぼち」をご紹介します。
みょうがぼちは、ソラマメのあんを小麦粉で作った皮でくるみ、この時期に出回るミョウガの葉で包んで蒸した素朴な味わいの郷土料理で、かつては農作業の合間におやつとして食べられることから「田植えぼち」「野休みぼち」とも呼ばれていました。
爽やかな香りに夏の到来を思わせる本巣郡北方町の郷土料理「みょうがぼち」、その製作過程をお楽しみください。
(再放送:7月22日・7月29日)
2024年8月の放送
8月5日(月)
紙絵馬(高山市八軒町)
今回は宝物(ほうもつ)を担いで走る馬の様子が描かれた飛騨高山の縁起物「紙絵馬」をご紹介します。
「紙絵馬」は和紙に神の使いといわれる「馬」を細かい筆づかいで1枚ずつ書き上げつくられ、人々は無病息災や開運招福、商売繁盛などを祈願します。
生き生きと描かれた馬のごとく幸せが駆け込んでくることを願う高山市八軒町伝統の「紙絵馬」。その製作過程をお楽しみください。
(再放送:8月12日)
8月19日(月)
七夕の飾りつけ(高山市上岡本町)
今回は高山市上岡本町の飛騨の里で行われるひと月遅れの「七夕の飾り付け」の様子をお届けします。
飛騨地方では、旧暦の8月7日に月遅れで七夕を行う習わしがあります。
この日飾り付けに訪れた子どもたちは、願い事を書いた短冊や折り紙で作った飾りなどを笹竹につるしました。
笹の葉揺れる月に願いを込める高山市上岡本町の「七夕の飾りつけ」の模様をお楽しみください。
(再放送:8月26日)
2024年9月の放送
9月2日(月)
ひまわり畑(大垣市)
今回は大垣市のひまわり畑を紹介。
大垣市にある「大垣ひまわり畑」では、地元の団体などでつくる実行委員会が毎年ひまわりを栽培しており、およそ3.2ヘクタールの休耕田に「ハイブリッドサンフラワー」およそ14万本が植えられています。
ひまわり畑の脇を通過する東海道新幹線とひまわりの共演もこの場所ならではの光景。
訪れた人たちが盛んにシャッターを切ります。青空の下、大輪咲き乱れる「ひまわり畑」をお楽しみください。
(再放送:9月9日)
9月16日(月)
蟠桃の収穫(高山市)
幻のモモ「蟠桃(ばんとう)」の収穫作業が高山市の果樹園で始まりました。
蟠桃は中国原産で平べったい形をしており、強い香りと濃厚な甘さが特長。
栽培が難しく収穫量が少ないことなどから“幻のモモ”と呼ばれています。
小説「西遊記」では孫悟空がこのモモを食べて不老長寿になったと描かれていることから、贈り物としても人気。
今回は食べる方の健康を願う、幻の果実「蟠桃」を紹介します。
(再放送:9月23日・9月30日)
2024年10月の放送
10月7日(月)
ソバの花(高山市荘川町)
畑一面に咲き誇る ソバの花。
高山市荘川町では地域活性化の取り組みの一環で、20年以上前から休耕田を活用して
特産の「荘川そば」が栽培されています。荘川町の気候風土と清らかな庄川の源流に育まれ、甘味が強く、香り豊かな蕎麦に育ちます。
標高800メートルから1000メートルに点在するおよそ40ヘクタールの畑には、白く可憐な花が絨毯の様に一面に広がります。
今回はゆらゆらと秋風に揺れる、「ソバの花」を紹介します。
(再放送:10月14日)
10月21日(月)
飛騨りんご(高山市)
飛騨地域の秋を代表する味覚、飛騨りんご。
高山市の果樹園で早生品種「サンつがる」の収穫が始まっています。
飛騨地域特有の昼夜の気温差を利用して栽培される「サンつがる」は、実がしまって食感が良く酸味と甘みのバランスが整っているのが特長です。
太陽の光を浴びて、赤く色づいたリンゴが手際よく収穫されていきます。
今回は飛騨地域の風土が育んだ、飛騨りんごを紹介します。
(再放送:10月28日)
2024年11月の放送
11月4日(月)
津屋川の彼岸花(海津市)
秋晴れのもと、色鮮やかに咲き誇る彼岸花。
海津市南濃町の津屋川は県内随一のヒガンバナの群生地。堤防沿い3kmを10万本ともいわれる彼岸花が彩ります。
火花のように真っ赤な色と空に向かってまっすぐ咲く姿から、花言葉は「情熱」。
炎が燃えているように情熱的な美しさが一面に広がり、訪れた人々を楽しませます。
今回は堤防を染める情熱の赤い絨毯、津屋川の彼岸花を紹介します。
(再放送:11月11日)
11月18日(月)
鵜の健診(岐阜市)
岐阜の夏の風物詩、長良川鵜飼。
今年も多くの人に惜しまれつつ、10月15日にシーズンが閉幕しました。
長良川鵜飼では6人の鵜匠が鵜を飼っていて、夏の間活躍した、鵜たちの健診が行われます。この日は鵜匠の自宅を3人の獣医師が回り、感染症の予防接種や体重測定など、およそ120羽の鵜の健康状態を確認しました。
来シーズンの開幕に向け、鵜たちの健康を願う「鵜の健診」を紹介します。
(再放送:11月25日)
番組概要
「ふるさと・岐阜の自然・町並み・伝統行事」など、岐阜の魅力を余すことなく盛り込み、ふるさとの良さを後世に伝え守っていく…そんな様々な“岐阜の煌き(きらめき)”たちを紹介します。