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第1・3水曜 ごご6時~6時15分
第1・3木曜 ごご6時~6時15分(再放送)
2023年1月放送
1月1日(日)【再放送:1月2日(月)】
正月特集 出会いに感謝〜金松月社長『出来ないことはない!』〜
金松月さん。岐阜県羽島市に本社を置くARTISTIC&CO.GLOBALの社長を務める。
美顔器を製造販売する同社は2022年11月11日、中国で言う『独身の日』に通信販売で62億円の売り上げを達成した。金社長の仕事にかける情熱と信念を聞く。
中国吉林省出身の金松月さんは小さい頃から『人に出来て自分にできないことはない』という負けず嫌いの強い女の子だったと言う。金さんは、頑張れば頑張るだけ答えてくれる日本が大好きだという。24時間仕事一筋の中で、売り上げを伸ばす経営哲学などを語ってもらう。
出演者
金松月(ARTISTIC&CO.GLOBAL社長)
1月18日(水)【再放送:1月19日(木)】
坂口捺染 坂口輝光
1953年創業の坂口捺染(岐阜市)の3代目社長・坂口輝光は、自らを広告塔に「やれることは全てやる」の精神を実践。業界では知らない人はいないほどの個性溢れる名物社長だ。2010年に専務に就任した坂口が最初に取り組んだのは、年間を通じて無理なく働ける環境づくりだった。その後も働き方改革や職場環境の改善に取り組み続けている。32歳で社長に就任以降、業績は急上昇。ユニークな職場づくりで坂口が目指すのは人生が豊かになる会社だという。坂口に今後の展望を聞く。
出演者
坂口輝光(坂口捺染)
2023年2月放送
2月1日(水)【再放送:2月2日(木)】
h.u.g-flower 遠藤雄一
h.u.g-flower(岐阜市)は全国に多くのファンをもつチーズテリーヌの専門店だ。北海道産のクリームチーズと生クリームを使い、焼き色の美しさとバニラビーンズの上品で甘い香りが特徴で、滑らかな口どけと濃厚な味わいが人気を呼ぶ。社長の遠藤雄一は高校卒業後、アパレルメーカーに就職するが、その後フラワーショップに転職。そこで人生を変える出会いがあったという。遠藤はその後、自らの店をオープンし店内にカフェを併設。そのデザートが後のヒット作となるチーズテリーヌだった。チーズテリーヌ専門店として再スタートをした後も、遠藤の前にはいくつもの壁が立ちはだかった。どのような思いを胸に困難を乗り越えてきたのか、遠藤に話を聞いた。
出演者
遠藤雄一(h.u.g-flower)
2月15日(水)【再放送:2月16日(木)】
ほたるの仕事場 荻堂友美
荻堂友美は障がい者支援施設「ほたるの仕事場」(岐阜市)で生活介護サービス管理責任者として働く。これは自立して地域社会へ参加し、親亡き後も安心して生活できる環境作りを目指す施設だ。荻堂はそのキャリアを病院に勤務する看護師としてスタートした。20代は旅行やワーキングホリデーを使って世界各地を巡り、今につながる貴重な経験を積んだ。30代には仕事と子育ての両立に悩み、様々な職を探す日々が続いた。仕事を離れると荻堂は、親子でボルダリングに汗を流す。この時間がとても貴重だという。仕事のやりがいや、これからの目標について話を聞く。
出演者
荻堂友美(ほたるの仕事場)
2023年3月放送
3月1日(水)【再放送:3月2日(木)】
飛騨フォレスト 今井康徳
飛騨フォレスト(下呂市)は住宅用の畳床や家具の製造を手掛ける。岐阜県産ひのきのチップ材を芯材として使用する畳のベッドや小上がりは、県内のみならず東京などの都市部で高い人気を得ている。社長の今井康徳は大学卒業後、別の業界を経て家業を継ぐが、同時に会社が多額の借金を抱えていることを知る。マイナスからのスタートとなった当時の心境や、その後どのように会社を立ち直らせたのか、今井に話を聞いた。
出演者
今井康徳(飛騨フォレスト)
3月15日(水)【再放送:3月16日(木)】
玉川窯業 中島且貴
玉川窯業(多治見市)はセラミックタイルの製造販売を行うメーカー。同社はこれまで数々の苦難を乗り越えるために多くの商品を生み出してきた。そのうちの一つ、超軽量セラミックレンガ「カルセラ」は水に浮くほど軽いレンガとしてガーデン用などで大きな評判を得た。そんな玉川窯業の3代目社長として2021年に就任した中島且貴に話を聞いた。創業家の跡取りとして生まれて、一度は別の道を模索したが、様々な経験を経て玉川窯業に戻ってきた中島且貴は、どんな思いで家業を継いだのか。3代目の40年に及ぶ道のりを探っていく。
出演者
中島且貴(玉川窯業)
2023年4月放送
4月5日(水)【再放送:4月6日(木)】
萩原チキンセンター 日下部讓
下呂や郡上などの郷土料理として親しまれている「鶏ちゃん」。
“萩屋ケイちゃん”のブランドで知られる萩原チキンセンター代表取締役の日下部讓は、学生時代に初めて食べて、そのおいしさに衝撃を受けたという。入社後は、より多くの人に鶏ちゃんを知ってもらおうと積極的な情報発信に務める一方、新たな販路開拓にも着手し、順調に売り上げを伸ばしてきた。
そんな日下部が忘れられない恩師の一言とは。そして、今も鮮明に覚えているという鶏ちゃんとの出会いや従業員への思いを聞く。
出演者
日下部讓(萩原チキンセンター)
4月19日(水)【再放送:4月20日(木)】
美濃手すき和紙職人 小澤由美
美濃手すき和紙職人の小澤由美は、美濃和紙の原料の楮(こうぞ)を煮る匂い、リズムよく紙をすく音、紙を干す光景が好きだと語る。1300年以上の歴史がある美濃和紙だが、職人の高齢化、後継者不足が深刻な状況となっている。
美濃市に生まれ、手すき和紙職人の両親のもとで育った小澤が紙すき職人を目指したのは、子育てが一段落してからのこと。生業を自分の代で終わらせたくないと、伝統工芸士の父・石原英和に弟子入りを決意した。
40歳を過ぎてから紙すき職人の道へと歩み出した小澤に、当時から現在までの話を聞いた。
出演者
小澤由美(石原英和工房 美濃手すき和紙職人)
2023年5月放送
5月3日(水)【再放送:5月4日(木)】
小林生麺株式会社 小林宏規
米粉を使ったグルテンフリー麺を製造・販売する岐阜市の小林生麺。
その製品は食物アレルギーに悩む人でも安心して食べられると、国内だけでなくアメリカをはじめとする世界各国で好評を得ている。
先代が開発した米粉麺の世界展開を実現したのは、三代目社長の小林宏規。
岐阜県内を中心に飲食店などを展開する「有限会社デイリーダイニング」の代表取締役でもある。「お客様に喜んで頂きたい」という経営者としての信条や家業を継ぐことになった経緯、今も開発の手を緩めない父への思いを聞いた。
出演者
小林宏規(小林生麺株式会社)
5月17日(水)【再放送:5月18日(木)】
魂の響き〜和太鼓・篠笛奏者 小林美優〜
和太鼓・篠笛奏者の小林美優が和太鼓を始めたのは8歳の時。15歳で『スーパー太鼓ジュニア』のメンバーに選ばれ海外公演を経験し、和太鼓の素晴らしさを改めて感じたという。
高校の時にプロデビューし、現在は和洋楽器混成グループ『NEO JAPANESQUE』のメンバーとしてステージに立つ。夢は、日本の伝統的な和楽器の魅力を世界へ広めること。現在22歳。世界の舞台へ大きく夢が広がる。
出演者
小林美優(和太鼓・篠笛奏者)
2023年6月放送
6月7日(水)【再放送:6月8日(木)】
美濃歌舞伎博物館 相生座 館長 小栗幸江
瑞浪市日吉町に移築再現された「美濃歌舞伎博物館 相生座」。館長の小栗幸江さんは自身も役者として舞台に立つ一方、ここを拠点に各地に伝わる地歌舞伎の保存や後継者育成に尽くしている。
きっかけは貴重な農村文化を散逸させないために芝居小屋や歌舞伎衣装を引き受けるなど地歌舞伎の復興に貢献した父と、それを支えた母の想い。これらを受け継ぎ24歳から現在まで、人生の3分の2を地歌舞伎とともに歩んで来た小栗さんに話を聞いた。
出演者
小栗幸江(美濃歌舞伎博物館 相生座 館長)
6月21日(水)【再放送:6月29日(木)】
川崎商店 代表取締役社長 川崎紘嗣
万年筆に特化した店づくりで全国的に注目されている大垣市で文具店を営む川崎商店の川崎紘嗣さん。曾祖父の代から100年続く文具店の5代目である川崎さんは「文房具はどこでも購入できる時代」とその存在意義を問い続け、10年かけて文具の歴史を一から勉強する。
たどり着いたのは、世代を越えて愛用される万年筆の奥深さ。
自らを「色彩の錬金術師 インクバロン」と名乗る川崎さんに、自身が思い描く文具店の未来を聞く。
出演者
川崎紘嗣(川崎商店 代表取締役社長)
2023年7月放送
7月5日(水)【再放送:7月6日(木)】
杉山製作所 島田亜由美
日本刀を生み出した匠の里・岐阜県関市。杉山製作所は1962年創業し、当初、鉄の加工や溶接技術を活かし、自動車部品を中心に製造してきた。父の跡を引き継いだ社長の島田亜由美さんは鉄の可能性から『鉄の家具造り』に方向転換した。
今年の4月イタリア・ミラノで初の展示会を開催し、好評を博した。鉄家具の魅力を世界へ発信しようと島田社長の挑戦が始まった。
出演者
島田亜由美(杉山製作所)
7月19日(水)【再放送:7月20日(木)】
株式会社ミサト工業 川嶋成樹
郡上市美並町、1969年創業の株式会社ミサト工業。大手自動車部品メーカーから金属加工業務を請け負い、少しずつ成長してきた。
中学卒業と同時に航空自衛隊に入隊し、パイロットを目指した経験を持つ2代目の川嶋成樹は、父から代表を受け継いだ矢先、リーマンショックの影響で仕事が激減。しかし1年後には経営を上向き方向へとV字回復させる。他にも人手不足や技能承継などの様々な問題を解決してきた。
社是の「人とともに 地域とともに」を実践する川嶋の歩んできた道のりを聞く。
出演者
川嶋成樹(株式会社ミサト工業)
2023年8月放送
8月2日(水)【再放送:8月3日(木)】
わさび屋株式会社 森紀子 代表取締役
わさび屋株式会社は、郡上市和良町にある蛇穴(じゃあな)という鍾乳洞の湧水で山葵を栽培している。この湧水は岐阜県の銘水50選にも選ばれており、年間を通じて安定した水温と水量を保ち、山葵の育成に最適の環境を提供している。
代表取締役の森紀子は、建設業を営む夫の会社がリーマンショックの影響で公共工事の受注が減少した際にわさび屋を起業、良質な山葵や加工品を生産・販売している。
はじめての経営、自身の病気など、数々の困難を乗り越えてきた経緯や、未来への展望を聞く。
出演者
森紀子(わさび屋株式会社代表取締役)
8月16日(水)【再放送:8月17日(木)】
向井酒造・杜氏 向井久仁子
丹後半島の海沿いにある京都府伊根町。美しい大自然に包まれた一角に宝暦4年・1754年創業の老舗『向井酒造』が佇む。杜氏を務めるのは、向井久仁子さん。
久仁子さんは東京農業大学醸造学科を卒業後、父の後を継いで杜氏の仕事に打ち込む。久仁子さんが杜氏になった一年目から取り組んだ『伊根満開』は、国内はもちろん海外でも大きな注目を集めて2019年に開催された『G20大阪サミット』でも提供された。向井さんの酒蔵を、公邸料理人・高見直樹さんが訪ね、共に共通する『極める味作り』について語り合う。
出演者
向井久仁子(向井酒造 杜氏)ほか
2023年9月放送
9月6日(水)【再放送:9月7日(木)】
平成調剤薬局 大橋千加
「平成調剤薬局」(岐阜市)の取締役専務で薬剤師の大橋千加さんを紹介。
29歳の時に義父からの誘いがきっかけで起業。仕事と家庭の両立に悩みながらも、ドライブスルーやレストランなど今までになかった薬局の形を作り上げ、20店舗にまで拡大。それでもなお、地元に根付いた薬局を目指す理由とは・・・。
出演者
大橋千加(平成調剤薬局 取締役専務 薬剤師)
9月20日(水)【再放送:9月21日(木)】
株式会社トーヨーイス 社長 伊藤友美
岐阜県海津市にあるトーヨーイスは、金属のイス製造におけるパイプ加工から、座面の布張り、組み立てにいたるまで、社内で一貫生産する。3代目社長の伊藤友美は、当初家業を継ぐことは考えていなかったが、大好きな祖父母の会社を守りたいという想いから医療事務の仕事を辞め、社長就任を決意した。
伊藤のユニークな発想は業界では定評があり、受注が激減したコロナ禍にはイスの製造技術を応用した新商品がヒットし、窮地を救った。「with a smile」を合言葉に、みんなが笑顔になれるモノづくりを目指す伊藤に想いを聞く。
出演者
伊藤友美(株式会社トーヨーイス)
2023年10月放送
10月4日(水)【再放送:10月5日(木)】
劇団三喜 主宰 中山秀郎・邦子夫妻
劇団三喜は愛知県一宮市に拠点を置き、日本人の心に響く創作時代劇を作り続ける市民劇団で、現在団員は25人。1992年(平成4年)の結成以来、30年余りにわたって劇団の活動に精力を傾ける中山夫妻は、「親の代からの夢舞台」と、目標に掲げてきた御園座公演を成し遂げた。
愛と涙の溢れた舞台にかける人情夫婦のマイグラフを紹介する。
出演者
中山秀郎、中山邦子(劇団三喜 主宰)
10月18日(水)【再放送:10月19日(木)
株式会社タナック 棚橋一成 代表取締役
シリコーンなどの超軟質ゲル素材を使い、医療用モデルや美容・ヘルスケア用品を製造・販売している株式会社タナック。
代表取締役の棚橋一成は、原材料メーカーに勤務する中でシリコーンの大きな可能性に着目し起業を決意。市場を「ニッチ」だとしつつ、そのトップを目指して販路を拡大、自社工場も設立。研究施設などとの連携を強化し、精巧な模擬骨や人工皮膚などの医療用シミュレーターは、医学の進歩に貢献している。
サラリーマン時代から、厳しいコロナ禍を乗り越えた現在までの歩み、今後の展望などを聞く。
出演者
棚橋一成(株式会社タナック 代表取締役)
2023年11月放送
11月1日(水)【再放送:11月2日(木)】
ADDAR 淺野沙也佳 代表
岐阜市で初の靴磨き専門店をオープンさせたADDARの代表、淺野沙也佳さん。
ホテル勤務から心機一転、靴磨きの師匠との出会いをきっかけに、靴磨きの世界に魅了された。新型コロナウイルス感染拡大など様々な壁により、一時は廃業寸前まで追い込まれるものの、2022年、ついに自分のお店をオープン。
若き靴磨き職人の淺野さんは「靴磨きは靴に命を吹き込むことだ」と語り、一足一足、ひたすらに磨き上げる。
出演者
淺野沙也佳(ADDAR 代表)
11月15日(水)【再放送:11月16日(木)】
岐阜善光寺 岐阜まち家守 松枝朋子
下呂温泉旅館に生まれ、岐阜善光寺に嫁いだ松枝朋子さんは、子育てと寺の仕事を続けながら、毎月15日に開催されるマルシェ「善光寺大門まるけ」を運営。2年前から岐阜市伊奈波通周辺の活性化と景観維持を目的に設立された「岐阜まち家守」の事務局長も務めるなど多忙な日々を送る。
その原動力となっているのは、「若い世代のお寺離れからお寺を人の集う場に」と語った、今は亡き夫の言葉を大切にする思い。
夫の遺志を受け継ぎ、地域の仲間たちと共にまちづくり活動を続ける松枝さんに話を聞いた。
出演者
松枝朋子(岐阜善光寺 岐阜まち家守)
番組概要
ライフチャートをもとに様々なエピソードを聞くインタビュー番組。テーマは「活躍する女性」と「モノづくり」。(ライフチャートは、人生におけるその時々の充実度をグラフ化して整理したもの)